電脳コイルと伺か

電脳コイル」が面白い。
しかし真っ先に頭に浮かんだのは「伺か」でやれないかなあということだったりして。
これ伺かで実現するとすれば、必要な技術はなんだろう?
取りあえずHMDって買えるぐら安いのかな? と調べてみたら、
意外とシースルーのウェアラブルディスプレイって発展途上なんですね。
一番進んでるのはここでしようか。
http://www.fc-lab.jp/jp/activities/050513j.html
しかしまだ開発中だからして諦めて非シースルーを探すと、
http://www.mikimoto-japan.com/beans/shopping_lineup/itheater.htm
三万弱ですね。シースルーだったら思い切って投資する価値があると思いますが、
実世界と重ねられないんじゃ本末転倒か…。
人工無能的発想で「いまここにある」技術で達成目標を大胆に置き換えていくと、

  • USBカメラで撮った映像をそのままディスプレイに表示
  • その実世界の映像のある目標上にゴーストが立つ。
  • 映像が変わって目標の位置が変わるとゴーストの位置もそれに合わせて変わる。
  • 目標が画面の外にはみ出したらゴーストを非表示にする。

ですかね。
とにかくシースルー(つまり実世界映像上への重ね合わせ)優先で、ウェアラブルは将来課題としてばっさり切ってしまう。
キャラクタの3Dモデル化、三次元位置の把握もばっさり切る。
これなら必要なハードは

  • パソコン
  • USBカメラ

だけになります。
更に、

  • ノートパソコン
  • クリップ付きUSBカメラ

にすると、ノートをちょいと手で動かしてみて、同期して画像が変わるように出来るかな。
ノートのディスプレイに開いた穴から見た現実世界にゴーストがいる、という感じに見えて面白いかも。
ソフト的に必要な技術は

  • ゴーストの表示位置の制御
  • 映像内の目標の有無・座標を調べるアプリ

というところでしょうか。
ゴーストデベロッパーに必要な作業は特にないですね。
表示・非表示の切り替わりのときにイベントがあってもいいかもしれないけど。


うーん、時間さえあれば可能そうにも思えるけど、
流石にすぐには厳しいかなあ…。


そう言えば個人で買える加速度センサーってどれくらい精度があるのでしょうか?
これでカメラ向きを検出できるなら、
目標発見の画像認識処理が相当手抜きできるけど…